まだ寒いとか暑いとか言えないので、子どもがどれだけ寒いのかが分かりません。
逆に暑くなったときに脱がせるタイミングなど、気付いてあげられるといいなと思うのですが、どうしたらよいでしょうか?
寒い時期の服の着せ方のポイントは?
温かさを調節しやすいように、重ね着がおすすめ
回答:田村 照子さん 調節できるということが大事です。 寒い時期でも、子どもはよく運動をします。 風邪をひかないように厚着をさせるという親心も分かりますが、子どもは動きが激しく、発熱量も多いため、お母さんが思っているよりも、子どもは暑がっている場合が多いです。 いつでも体温調節がしやすいように、重ね着をしてあげてください。 あたたかくするためには、体からの熱を遮断することが必要です。 体からの熱を遮断するのは、実は服ではなく、服に含まれている空気なのです。 重ね着をすることで、服に含まれている空気の層の数が増え、より温かさを保つことができます。 <風を通さない上着(左図)と空気のイメージ(右図)> まず肌着。 その上にシャツやズボンを着ることで、空気の層が出来ます。 寒いときはもう1枚足します。 風を通さない上着を重ねると保温性がアップ。 暑くなったら上着を脱がせ、ベストなどで調節するのもおすすめです。
厚い上着を着せると、足元が見えなくなる
回答:井桁 容子さん 上着が厚めの生地になると、歩き始めの子どもは自分の足元が見えないため、危険です。 そのため、歩くときは厚すぎる上着は着ないほうがいいですね。 子どもが動き回るときは、シンプルな保温力のある上着を選んだほうがいいです。
重ね着をしているときの服を脱がせるタイミングは?
首元に手を入れて確認しましょう。
回答:井桁 容子さん 子どもの首元から手を入れて、背中を確認しましょう。 肌に触れたときベタベタしているようであれば、着せすぎになります。 そのときは服を脱がせてあげましょう。 薄着だから風邪をひく、というよりは、汗を冷やして体調を崩してしまうことの方が多いのではないかと思います。
冬の肌着は長袖や裏起毛など温かいものを着せたほうがいい?
肌着はふだん通りにし、上着で体温調節する
回答:田村 照子さん 寒い時期は、体温調節がしやすい服装がいいので、肌着は綿素材がおすすめです。 下着を厚ぼったくしてしまうと調整が難しくなります。 原則は、上着で調節をしましょう。
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